雇用契約書(労働条件通知書)を取り交わしましょう

山本勝之

山本勝之

テーマ:給与賃金・雇用条件、雇用契約、再雇用

雇用契約に期間を設けて有期雇用契約を締結している職員さんとは、
雇用契約書(労働条件通知書)を取り交わしましょう。

取り交わす際のポイントとして、

・1契約の期間は、上限3年(60歳以上の雇用契約などは5年)まで。
 雇用契約の「期間はなし」とし、定年まで働けるように取り交わすこともできます。

・雇用契約書は、書面で事業主と職員が1通ずつ持ち合う。

・労働契約の期間、就業の場所・従事する業務の内容、昇給の有無、
 退職金の有無、⑧賞与の有無の明示が必要。

・2024年4月以降に取り交わす場合は、
 就業場所・業務の変更の範囲、有期雇用契約の更新上限の有無とその内容、
 無期転換申し込みの機会と無期転換後の労働条件の明示が必要になります。


※厚生労働省「令和6年4月から労働条件明示のルールが改正されます」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32105.html
2024年4月以降に取り交わす場合の注意点、労働条件通知書(雇用契約書)の
ひな型が掲載されています。


※雇用契約書は、事業主・労働者双方が署名押印(記名捺印)しているものです。


~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・10月からの最低賃金は...



~介護・福祉の職場をサポートしています~
メールマガジン「労務と人材育成のヒント」を毎週火曜日の朝にお届けしています。
別の内容をお届けしていますので、登録をいただき、こちらもご参考ください。
https://www.directform.jp/form/f.do?id=1834

※2024年2月よりGmailには届かない場合があります。Gmail以外での登録をお願いいたします。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

介護事業に解決志向で労務アドバイスを行うプロ

山本勝之プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼