介護職員の面談では、○○だけでなく、○○を聞いてみる

山本勝之

山本勝之

テーマ:コミュニケーション

介護施設や事業所では、定期的に職員と面談する機会を
設けておられるところも多いです。

そんな面談では、過去のことだけでなく
未来のことを聞いてみられてはいかがでしょうか?


面談で、前回からのこと、これまでの実績や目標達成について
聞いてみることは有用です。

これからの夏期賞与の査定などに用いる施設・事業所も多いと思います。


一方で、これから先の未来のことを聞いてみるのも必要です。

定期的な面談は、時間を設けて振り返りや考える場です。

これから先の未来のこと、次の面談まで、
1年後、5年後のことでもよいので、これからのことを聞きます。

そして、その先のことを成しえるには、どのようなことに取り組むのか、
ここを面談の場で聞いてください。


例えば、3か月後の面談までに、
新しく職場に来た職員への指導を頑張るなどです。

どのように頑張るのか、何を頑張るのか、
具体的に、自身が移すその行動を聞いてみます。

次の面談では、その行動がどう移せたかを聞くのですが、
面談までの短い期間に数回、立ち話程度の気軽さで、
面談で話していた行動は、移せたか、
移してみてどうだったか、
移せなかったら、どうやったら移せるのかを聞いてみましょう。


目標や考えを語るだけが面談の場ではありません。

目標や考えをどう行動に移せるのか、
行動を移すことができるようフォローしてみましょう。




~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護職員との面談で聞きたいこと





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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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