介護施設・事業所で気をつけたい教育方法

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

介護職員への教育について、組織でどんな内容を行うのか、
誰が行うのか、明確に決めておられるところがありますが、
最後は、教育を受ける側と教育を行う側の1対1での関わりに
なることが多いと思います。


教育を行う側(指導者側)は、どんなことに気をつけたら
よいでしょうか?


まずは、伝えることは伝える。

経験があると、今までの経験を活かしたケアになりますが、
今の職場とは異なる場合があります。

その点を疎かにせず、最初だけでも基本的なことは
一から伝えることが大切だと思います。

ここをないがしろにすると、ケアの質がばらついたり、
力量を見極めることもできなくなり、
時間が経てば、当初思っていた方と違う・・・
という結果になります。



もう一つ大事なのは、言葉で伝える。

例えば、間違った方法を行っていれば、
適切な言葉で伝える必要があります。

その際には、理由を明らかにした上で、
なぜ間違っているのかを伝えます。


中には、間違っていることを指摘するだけで、
何が間違いなのかを伝えない人や
違ったことをすると無視する人もおられます。

なぜなのかは、ちょっとしたことでも言葉で伝えないと、
その間違いは伝わりませんし、
気付いていればそもそも間違いは起こさないはずです。

間違いは、最初に正しいことを伝えていないと
起こる場合があります。


気をつけて、取り組んでみましょう。


~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・気をつけたい介護の施設・事業所でのパワーハラスメント



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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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