介護職員との面談では、できないことではなく・・・
介護職員への教育について、組織でどんな内容を行うのか、
誰が行うのか、明確に決めておられるところがありますが、
最後は、教育を受ける側と教育を行う側の1対1での関わりに
なることが多いと思います。
教育を行う側(指導者側)は、どんなことに気をつけたら
よいでしょうか?
まずは、伝えることは伝える。
経験があると、今までの経験を活かしたケアになりますが、
今の職場とは異なる場合があります。
その点を疎かにせず、最初だけでも基本的なことは
一から伝えることが大切だと思います。
ここをないがしろにすると、ケアの質がばらついたり、
力量を見極めることもできなくなり、
時間が経てば、当初思っていた方と違う・・・
という結果になります。
もう一つ大事なのは、言葉で伝える。
例えば、間違った方法を行っていれば、
適切な言葉で伝える必要があります。
その際には、理由を明らかにした上で、
なぜ間違っているのかを伝えます。
中には、間違っていることを指摘するだけで、
何が間違いなのかを伝えない人や
違ったことをすると無視する人もおられます。
なぜなのかは、ちょっとしたことでも言葉で伝えないと、
その間違いは伝わりませんし、
気付いていればそもそも間違いは起こさないはずです。
間違いは、最初に正しいことを伝えていないと
起こる場合があります。
気をつけて、取り組んでみましょう。
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