コラム
介護職員との面談は、○○を見つける
2017年6月5日 公開 / 2020年7月17日更新
介護職員と面談をするとき、つい上司が行いがちなのは、
できていないことを指摘し、できるようにするには
どうすればよいのか? という面談です。
確かに、課題点を見つけて克服する行動を促すには、
面談がよいのかもしれません。
しかし課題点は、介護職員自身も理解していても
どうしてもできなかったり、
出来ないから悩んでいることが多いです。
そのような状況では、これからどうするのかに焦点をあてるのは、
何の解決にもなりません。
そこで、出来ていないことを理解しているのであれば、
出来ていること、良いことを見ましょう。
出来ていないことばかりでなく、
出来ていることも多いはずです。
良いことは、その介護職員にとっての強みであり、
現場では、そのような個々の介護職員の強みを組み合わせて、
活用することが求められます。
出来ていることを他にも応用できないか、
出来ていることは、その介護職員のやりやすいことなので、
力を発揮しやすいなど、メリットが沢山あります。
また、出来ていないことでも
出来ている方法から工夫できないかを考えることができます。
介護職員と面談をする際には、
良いこと、出来ていることを見つけ、
取り上げてこれからの関わりについて、話をしてみましょう。
~介護・福祉の職場をサポートしています~
メールマガジン「労務と人材育成のヒント」を毎週火曜日の朝にお届けしています。
別の内容をお届けしていますので、登録をいただき、こちらもご参考ください。
https://www.directform.info/form/f.do?id=1834
※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。
関連するコラム
- 介護職員の身だしなみは、どこまで許されるのか? 2013-06-10
- 介護記録がなかなか書けない職員には・・・ 2016-06-20
- 自分より年配の介護職員への教え方 2014-04-07
- 介護の事業所で今求められているスキルとは? 2013-06-03
- 介護職員へのお願いは、期限を決めておく 2017-05-01
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
山本勝之プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。