介護職員には、褒めるのではなく、認めることを。
先日、介護施設で研修をさせていただいた中で、
「最近よかったことを思い出して、発表してみましょう」というお題で
ワークをやってみました。
ワークを実際やってみて、驚いたことがありました。
それは、お題の「最近良かったことを思い出せない・・・」
という介護職員が何人もおられたことです。
意外と良かったことを言葉に出す機会がないのでしょうか。
自分を褒めること、そのことを発表する機会だったのですが、
恥ずかしかったのでしょうか。
いずれにしましても、自分に対して良かったことを思い出したり、
誇りに感じることは、自己肯定感を上げることになります。
自己肯定感が上がると、周りの同僚の行動や考えを認めることが出来ます。
自分を認めることなしに、相手を認めることはなかなかできません。
また、自分の施設・事業所の良いところも、ぜひ注目してみましょう。
その組織の中にいるとあまり気がつきませんが、
意外と良いこともあるはずです。
それも、ささやかなことでも、必ず良いことはあるはずです。
施設・事業所の中でも、良かったことを見つけてみましょう。
また、自分の中の良いこと、同僚の行動や考え方の良いところも見つけてみましょう。
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※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。