できないではなく、どうしたらできるかという視点で考える
職員への指導方法は、悩ましいと感じる人が多いと思いますが、
昔から、いつの時代も同じ悩みがあるようです。
出来ていないことを指導するのは、当たり前だと思います。
しかし、出来ていないことばかりを指導していると・・・・
指導を受けた人が上司になり、部下へ指導する際には、
自分が習ったように、出来ていないことを指導することになります。
出来ていないことは、出来ていないと職員本人が自覚し、
自分で直したい、改善したいと思わないと、
なかなかできるように取り組みは始まりません。
では、出来ていること、うまくいったことに注目して、
上司が関わったらいかがでしょうか?
うまくできていることを上司が部下に伝える、
同僚へ伝えることは、よく観察していないとできません。
しかし、そのうまくできていることを伝えると、
言われた方もうれしいし、
伝える方も良いことを伝えるので、ストレスはありません。
また、うまくできていることを使って物事に取り組むと、
以前からうまくいっていることなので、
うまくいく成功率は高くなり、やはり今回もうまく出来るでしょう。
では、うまくいっていないことや出来ていないことは?
うまくいったときのことを思い出し、同じように取り組んでみる、
うまくいかない場合でも、まぐれや例外でうまくいったことを
思い出し、取り組んでみると、意外とできるようです。
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※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。