採用した介護職員への研修

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

もうすぐ4月ですね。

介護施設によっては、新規採用の介護職員さんを採用されるところがあると思います。


そこで、採用後は研修する事が多いのですが、
・施設の理念、今年度の重点目標
・就業規則などの諸規定の説明
・マナー研修
・職場見学
などをされることが多いと思います。


その中で、取り上げていただきたいことの中を今回ご紹介します。


1.規程などにのっていない職場のルールを伝えること

 例えば、体調が悪いときの判断と休む場合の連絡方法や、
 仕事を終えて帰るときに、他の職員さんに一声かけるなどです。


 新しく入られた職員さんにとっては、右も左も分からない職場ですので、
 こんなことも? と思うことも、最初にしっかり伝えておきましょう。

 今まで伝えて来なかった施設は、昨年度に採用した職員から、
 採用時に教えて欲しかった内容を聞いてみて、まとめるとよいでしょう。



2.個人情報の取り扱い

 個人情報をどのように取り扱うのか、最初にきちんと押さえておきましょう。


 例えば、電話で利用者のことの問い合わせがあった場合、
 家族であることの確認方法、伝えて良いことと悪いこと、
 記録の保管や、自分が使うメモの取り方などです。


 経験を積むと、個人情報の扱いは適切になると思いますが、
 経験を積むのを待っていると遅いです。

 こちらも最初にきちんとおさえておきましょう。







神戸市内では、自転車専用レーンの整備が進んでいます。
鮮やかな青色ですね。






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※2020年7月15日に、記事の内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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