介護職員が感染症にかかったら
メンタル不調だった職員が、職場に復帰するときには、事業所としてどうしたらよいでしょうか?
休んでいた職員からは、かかりつけの医師の診断書を求めましょう。
この診断書は、職場復帰するための参考資料であり、医師により「職場復帰が可能」と書いてあっても、
事業所として、職場環境なども含めて判断する一材料としてとらえます。
なぜなら、職員のかかりつけの医師は、事業所の環境や、休んでいた職員の働く様子を見て
診断書に「職場復帰が可能」と書いたわけではないからです。
また職員にも、医師の診断書を含めて、職場への復帰が可能かどうかを判断することを
伝えておくべきです。
職場での環境は、どのようにして整えたらよいでしょうか?
休む前と同じ仕事量や質ではなく、他の人がフォローできる仕事量や質のものを準備します。
休んでいた職員は、「休んでいて職場に迷惑をかけた」と考え、つい頑張りがちです。
無理して働いて、またしんどくならないように配慮します。
仕事の内容も、軽作業からはじめるようにします。
運動前のウォーミングアップと同じです。
運動するときに、ウォーミングアップなしで行うと、すぐに息切れしたり、
怪我の元になりますよね。それと同じです。
職場復帰の直後は、残業もなく、勤務時間も短いものからはじめ、
職場復帰へのリズムを整えていきましょう。
神戸・三宮の駅前では、クリスマスまで街中がイルミネーションで飾られています。
通りがかったら、見てみてください。
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※2020年7月10日に、記事の内容の一部を修正しました。