介護施設でも、社会人としての働くマナーを伝える必要があります

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

最近、介護施設の経営者からお聞きする相談に、
介護職員である前に、社会人としてのマナーを守れない職員が多いと聞きます。

・連絡なく、無断で欠勤する、遅刻する
・挨拶をしない、感謝の言葉がない
・自分の家で過ごしているように、脱いだ上着を床の上にほりっなし・・・

お聞きしていると、きりがありません。


どうしてこのような事が生じるのかと言いますと、その職員自身、
「社会人としてのマナー」が何なのか、分かっていない・知らないということがあります。

そのため、これは社会人としてのマナーと違うのか?と周りが言っても、
当の本人は、言っている意味が分かっていないことが多いです。


社会人としてのマナーまで教えなければいけないのか?
と思われるでしょうが、実際は、社会人としてのマナーまで教える必要があります。

大変だと思いますが、根気よく、当の本人が育つことを信じつつ、教える必要があります。

採用時の面接で、社会人としてのマナーをもっているかどうかを
見極めることができればいいのですが、そのような場面がないかもしれません。


インターネットやコンビニなど、すぐにある程度の情報や品物が手に入る世の中ですが、
丁寧に時間をかけて、社会人としての働くマナーを伝え、教育することも必要です。

職員ひとり一人が、施設の顔でもあります。
利用者の家族や周りからも、社会人のマナーをもつ信頼されるような職員を
介護施設では、育てる必要があるのです。


最近、私の事務所の近くの元町界隈では、映画の撮影を昼夜を問わずやっています。



 ※メールマガジン「労務と人材育成のヒント」を毎週火曜日の朝に発行しています。
  パソコンのメールアドレスで、登録をお願いします。
  https://www.directform.info/form/f.do?id=1834


※2020年7月10日に記事の内容を一部修正しました。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

介護事業に解決志向で労務アドバイスを行うプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ神戸
  3. 兵庫のビジネス
  4. 兵庫の人事労務・労務管理
  5. 山本勝之
  6. コラム一覧
  7. 介護施設でも、社会人としての働くマナーを伝える必要があります

山本勝之プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼