熱中症対策は、室内で働いているときも必要です

山本勝之

山本勝之

テーマ:健康で働くために、メンタルヘルス




夏本番で、日中は大変気温が高くなっています。

今年は、節電への取り組みで、室内では空調の温度を上げることもあります。


そこで心配されているのが、室内での熱中症です。



室内の温度があがり、水分や塩分を十分取らないと、
気がつかない間に熱中症になっていることがあるかもしれません。


次のような場合は、特に注意が必要です。

 ・糖尿病や高血圧症を治療中の方などは、熱中症への影響があるとのことです。
  職場の健康診断で、そのような症状の疑いや、治療中の方は、特に注意しましょう。
   →職場の健康診断は、受けたら終わりでなく、受け終わってからがはじまりです。

 ・睡眠不足や体調不良、前日の飲酒や朝食を食べなかったなども注意しましょう。
   →日頃からの体調管理が大切ですね。


涼しい衣類を着たり、熱がこもり易い職場環境を見直すのも効果があります。



室内では、パソコンやプリンタなどからの発熱で、意外と温度が上がります。
また、介護の現場では、入浴時の脱衣所や浴室、調理室なども温度や湿度が高くなります。


室温は28度という一律にするのではなく、
職場の環境に合わせ、柔軟に対応するのが、必要です。


無理せず、健康に働けるように取り組んでください。


参考資料:安全衛生情報センターの「熱中症を防ごう」のホームページ
http://www.jaish.gr.jp/information/nettyu.html


~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護職員も、熱中症にご注意を
・介護施設の調理員が気をつける今時の検査とは?


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※この記事は、2017年5月11日に内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

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