肩甲骨の使い方1つで広がる可動域、長い脚・腕

2023年4月2日

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

肩甲骨の使い方1つで広がる可動域、長い脚・腕

腕や脚だけを動かそうとすると
昔はそこそこできた（気のする）ことが
全然できない！
痛いし、できる気が全くしない！
ということがあると思います。

これは本来できるはずの体の状態が
生活習慣で変化してしまっていることが
多いからだと思います。

大抵は少しその状態を変えてやると
無理なく痛みなくできるように
設定を変えられることが殆どです。

特に脇～肘が引っ張ることができなくて
ペンギンさんのように腕が下りなかったり
（ペンギンさんの場合は腕ではありませんが）
肩が盛り上がり、首が短くなってしまう人も
少なくありません。

これはマッサージしてもらわなくちゃ！と思っても
その時は一時楽になりますが
自分自身で意識して使い方を変えたわけではないので
あっという間に元通りに戻ってしまいます。

「引き合う」
「張りを作る」
ことが1つ無理なくできると
そこからつながりを持つことが出来ます。

肩甲骨まわりの感覚ができると
背骨が動き、股関節にもつなげることが可能です。

まず脇~肘を引っ張りましょう！
というとピンピンになるまで引っ張る方が多いのですが
考えて見て下さい。
脇~肘と肘～手先は違いますよね？
繋げておくけれども全部を引っ張ると
肩が固まってしまいます。

電車の車両がジョイントで繋がれているように
張りのある部分を関節でつないでいるんです。
二の腕の内側が平たくなるように
引張り、折り曲げて見て下さい。
これで腕の前側がきつくならなければ大丈夫。

脚も同じです。
座骨から膝は長く腿裏が平たくなるように
引張ります。

人の意識は体の感覚がわかってくると
明確に体の部位を分けて
つながりを作るのに
とても小さな力で大きく長いつながりと
可動域を作ることが可能です。

まずは間違ったとしても
やってみることです。
痛い！窮屈！すっきりしない！
と思う時には使い方が違います。

痛い思いをしなくても無理のない使い方ができるのが
ボディコントロールです。
的に矢を当てるのも最初は
この辺り！と狙いをつけますよね。
感覚の感じ方は少しずつ的を狭めていくように
徐々に進んでいくもの。
じっくりやってみましょう。

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