走る車のミラーに当たった体の修正（骨に異常なし）

2021年9月23日

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

走る車のミラーに当たった体の修正（骨に異常なし）

「せんせ～！
私、車に当たって怪我しちゃいました！」

えええええ～っ！？
何それ！？

路上に何台か停まった車の間から道路を渡るのに
車が来ていないか
上半身を少し乗り出したところへ
すれすれに走ってきた車が来て
ミラーに胸があたったとのことでした。

転びも飛びもしなかったけれど
内腿にはタイヤの形がついていたそうです。
レントゲンを撮って骨には異常はなく、胸がちょっと痛いと。
脚は大丈夫だし、レッスンできます～。

ちょっと！　ちょっと待って！
レッスンするのは見せてもらってからにしてくれる？
と言うことで見せて頂きました。

立ち姿では脇腹が腫れ、肩が落ちています。
ご本人には自覚はないけれど股関節にも
その影響が出ています。

（チェック前）

（チェック後）

自分ではまっすぐに寝ているつもりでも
体に歪みが出ています。

指摘して動かしてもらうと
「股関節もやっぱり痛いです」

骨は大丈夫でも周りの筋肉はびっくりし
体を守ろうとして固まっているので
痛みがあるのです。

体が守ろうとするセンサーが歪められた状態に
合わせているので
その方向を修正してやると
怪我は治っているわけではありませんが
痛いまま過ごさずに済みます。
それが2枚目の画像。

固めずに痛くなく過ごして治癒してほしいので
歪みなく痛みなく使える方法を
レッスンしました。

感じていた痛みは「かなり痛くない」状態になり
歪みも随分軽減していました。

歪みのない状態で過ごせると治癒が早いのです。
骨に異常はないからこそ
気をつけないと、怪我の痛みがなくなる頃には
体は歪みに合わせてバランスを取っていくので
それを修正しない場合は
治癒後はずっと具合の悪い状態です。

昔、○○を怪我したので
この部分は動きにくいんです、
上手くできないんです
とおっしゃる方は大抵このタイプです。

怪我した体が勝手に歪んだままで行こうとするのを
無理のない使い方で、痛みのない状態にしてやれば
治癒まで痛みなく過ごせ
「昔、怪我しているので動きが悪いし、よく痛むんです」
と言わないで済みます。

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