重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
検証-骨格模型で見る、開脚のために必要な骨の位置
今日は骨格模型で見る開脚のために必要な骨の位置のこと。
この子は「マロウ君」と名前がついています。
彼には随分お世話になりました。
骨格模型は、自力で立てません。
ましてや、座るためには特別に作られていません。
(テディベアではないですから)
ところが、坐骨を立てた状態で、床に接地する部分を作って
座らせると、倒れることなく座れます。
このように座れると
肋骨はもちろんまっすぐ
股関節は引っかかることなく折れ曲がり
坐骨~膝~足の裏まで
全て同じ面でつながっているのがわかります。
脚を外に向けたくて
骨盤ごと外に向けて苦労している人もいますが
そうすると楽に座れないはずだわと思えます。
こうしてみると、大腿骨は斜めに上がってなどいないのです。
お尻の底の面が床についています。
坐骨(これはちゃんと座れる面があります)
は床に着いたままで、中心に寄せていくから
股関節から脚は回って開いていくんです。
私は体幹の位置感覚を得たくて
長いこと胸郭がまっすぐテーブルに鳥かごを置いたように
できるように、座る時には胸郭をまっすぐにして
パイプの中から水が流れるようにイメージして
過ごしていましたね。
肋骨の位置を整えていくと
結構楽に伸びる感覚が徐々にできます。
まずきちんと座ることから無理のない開脚を
覚えていくといいですね。
頭の中に骨格模型の骨の感じをイメージしていくと
わかりやすいです。
骨感覚で見る股関節の使い方(2013年4月7日 )←ブログはこちら
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