開脚から痛みなく脚を回す意識付け
体幹コントロールで脚がパンパンにならないルルベ2
先日のコラム体幹コントロールで脚がパンパンにならないルルベ(2020年3月28日)
では、椅子に座って、ルルベの時の体幹の感覚と脚へのつながりを感じてもらったが
この高さの椅子から立ち上がる時に
いらない力を使う人もいるので、今度は椅子の背にお尻を載せてもらった。
足裏を拇指、小指から広げ、踵の位置を変えずに
踵を引くと
踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る(2017年9月23日 )
中心に向かう力が感じられる。
そのつながりの流れを感じながら、股関節を引き込んでいくと
踵が自然に体幹から床を押しながら上がってくる。
リンクしているコラムでも書いているが
この1㎝くらい踵が上がった時の感覚をしっかり感じてほしい。
決してポコッと踵を上げたのでなく
土踏まずがしっかり伸ばされて床をとらえ
体幹中心に向かう力の流れがある。
踵自体に力を入れて床を押しているのでなく
体幹からの力で、自然につながり押されているのを感じながら
股関節を引き込んで(内腿を体幹に引き込むようにして)
脚が伸びていく。
だんだん腿の裏が長くなり、膝小僧の方向が変わり
体幹からつながった腿の裏が伸びて角度が変わっていく。
ずっとこの感覚を継続させて
体幹の底を押しつつ、背骨で上に上がると
きれいに通ったルルベ。
踵をポコッと上げた時とは全く違い
とても安定した立ち方になる。