重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
膝が痛くて正座ができない人、内腿を引き込み、伸ばすストレッチ
普段、膝や足首は痛い自覚はなくても
正座をしようとすると痛くてできない人はたくさんおられる。
昨年怪我をして、痛くないように使う流れを考えているうちに
ああ、これも正座ができない人には役立つと考えていたことを
膝に不安のある方に試してみた。
横向きに寝て、背中が反らないようにして
骨盤をできるだけ下に下げ、座骨までつなげ
膝は上向きにして、内ももを中心に引き込みながら
内ももや前腿を伸ばしている。
下の写真のように寝た状態でできればいいが
(やり方も上の写真と同じで、ただ曲げているのとは違う)
膝の痛い人にいきなり、こちらのやり方はきつすぎる。
上の写真のようにするだけでもしっかり引き込み伸ばせる。
※内腿を引き込む、股関節を引き込むの意味が分からない人は
股関節を使える状態に整えていく(2019年11月12日)
をご覧ください。
立った状態で、これも内腿を引き込む。
膝裏が固まったままでは、体幹につながるプリエができません(2019年11月21日)
タオルで遠隔操作の感覚を育てる(2019年8月3日)
(ストレッチ前)
(ストレッチ後)
向かって右側の脚は最初は、こんなふうに外に廻旋している状態が
向かって左側より外に向いているが
それだけ外にたくさん内腿が引っ張られているということ。
内腿を中心に引き込むストレッチをして
傾き具合が良い方向に変化している。
まだ膝下の歪みも膝とつま先の方向の違いはあるが、
まだつながりや張りの感覚は薄い。
これも少しずつやっていく。
この後で、正座をしてもらった。
2枚目までは体を股関節から折りたたんで
双方向のベクトルを作った状態で
膝への不安感はほぼない。
膝の不安がある人は
ここからが怖くなるので慎重にやってみた。
まだ長くはできないが、
「私としてはこれだけ深く正座できたのは初めて!」
脚を折りたたんで、長くやっても痛くない引き合いと方向を
これからゲットしていただく。
正座については、今年考えていることがある。
現在準備中なので、しばらくお待ちいただきたい。
公開できる準備ができればお知らせします。