肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
痛い膝を痛みなく折り曲げる
先日、下腿O脚、膝の腫れ、痛み、曲げられない、伸びにくい(2019年12月19日)で
膝に痛みが出ていた人と
膝が痛くなく折り曲げられるために
練習してみた。
最初の画像は、膝が曲げにくい状態。
張りがなく全体が縮んで見える。
膝裏を腿の方に引き寄せるように
しっかり持ってもらった。
2つ目の画像。
足首を伸ばす。
足首は、赤い丸の部分であることは誰もが知っているのに
伸ばすときには、踵そのものを押していて
足首は縮んだままの人が多い。
手と脚の違いはあるが手首が固い人、意識のポイントを変えましょう(2019年10月27日)
を参考に。
体の力は流れとしてとらえないと、その部分だけ押したり引いたりしてもつながらず使えない。
3つ目の画像。
足首を伸ばしたままの状態で膝を高く上げてもらう。
股関節が骨盤と脚がひと固まりになって
座骨が立たない人は椅子に座って。
(お腹を縮めた状態では座骨は立ちません)
4つ目。
とても張りがある状態で痛みなく折り曲げることができている。
同じ比喩を別のことでも使っているが
ハンカチはきれいに伸ばしてたたまなければ
きれいに折りたためない。
脚もきちんと伸ばして、方向がねじれないように伸ばさないと
痛みなく折りたたむことはできない。
痛い時にはねじれたり、力が膝に向かって留まったりしている。
炎症もなく、何もしないときには痛くない場合は
膝自体が悪いのではないことが殆ど。
やり方次第で楽になる可能性があると思っている。
普段は膝に不具合を感じない人でも
使い方によって痛みが出てくることがある。
早めに適切な対処ができると回復が早いが
痛いから使わないで長く放っておくと
固まって伸びにくくなったり
反対に曲げられなくなったりする。
ねじれたままだったり、周りの筋肉が固まって
膝に負担が行く状態になっている時は
膝が悪くなくても痛みが来る。
体の感覚は、その習慣に慣れてしまうもの。
楽でない状態はできるだけ早く楽にしておきたい。
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