重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
流れを通すとむくみが取れる
先週、急遽、家の中を大掃除して力仕事をされた方
「高いところで重い荷物を支えていたんです」
首が詰まり、肩や腕が痛く、えらい状態で、レッスンに来られました。
マッサージを受けたそうなのですが
余りに痛くて
「そこ触らないでください!」
と、叫んでしまったそう。
今までに見たことのないくらい
首がなくなっていて、お顔も体も脚も
どこもかもむくんでいて、びっくりしてしまいました。
思わず大酒の後の二日酔い!?と思うくらい。
とても辛そう。
背骨も伸びにくく、腕はほとんど回らない状態。
特別なことでなく、体の流れを通すこと
寝た状態と座った状態で
いまみんなでやっている肩甲骨の引き出し方や鎖骨の引き方
きれいな立ち方-受講者様からのご質問3(2018年11月5日)
インナーの最小限の力で肩甲骨ストレッチ(2019年5月13日)
首が動かないー中心に引き込む(2017年11月18日 )
などをそのままでなく、
今の私が感じている誘導の仕方で、してもらいました。
実際にはこの動画のようにしてはもらっていないのですが
背骨の中心から首を楽に動かす(2017年12月1日 )
での首の動かし方もご参考に。
この動画も、もっと今なら改善点があるなと思うので、また考えてみます。
(レッスン前)
(レッスン中)
初めは、目を開けるのも大変なくらいむくんでいて
お顔は隠していますが、目の空き具合が普段の半分以下。
首にも皺が寄って体の中に埋まっているようです。
下の画像はレッスン中。
この時点でも、体はずいぶん楽になられて
お顔のむくみももうなく、いつもと同じくらい。
レッスン後、いつもの首になりました。
「嘘みたいに楽です。
重く乗っかってたものがなくなった感じ!」
最初の全体を映した写真はありませんが
ボディも脚も、最初とは別人のように
むくみが取れてスッキリ細くなりました。
誰にでも起こりうることです。
人の体は天気にも左右されるし
とっても忙しかったり、
普段はやらないことを突然頑張ってしたりするとき
いつもとは違う使い方をしてしまうことがあります。
いつもの感覚でしようとしても
状態が変化しているので、その変化の分を合わせる必要があるのです。
私もそうなったことがあります。
そんな時は、もちろんマッサージをお願いする時もありますが
それだけでは、完全に楽になることはないので
自分でできることとしては、その状態をできる状態に合わせて
体の流れを通すことを丁寧に
時間をかけてやる、ということをしています。
具合の悪い時は自分の体を見失いがちです。
自分の知っていることを試してみましょう。