開脚から痛みなく脚を回す意識付け
はがした肩甲骨、引くだけでなく押していますか?
腹筋運動などで起き上がるとき
肩は上がり、お腹も縮んで固まってしまう、
とても起き上がれるとは思えない・・
そんな経験はありませんか?
何とか頑張って起き上がれても、プルプル・・
身に覚えのある方はいますよね?
画像のように固まってしまう時は
肩甲骨の位置感覚も不明、とにかく上に上がろうとしてしまいます。
寝ているときに肩甲骨をはがしてみたものの
はがしただけで終わってしまったので、
部分的に力を入れるしかなくなり
固まって肩も首もすくみ、お腹も縮んで
胸郭の形もなくなっています。
肩甲骨をはがすのはジョイントにゆとりを作るため。
ゆとりを作って双方向に押し合うベクトルを作って
ようやく背骨も動き、骨盤や股関節にも流れが届き
無理のない動きに結びつきます。
鎖骨を引き、肩甲骨をはがしたまま、
それを押して双方向に押し合うベクトルを感じてもらうために
人に手首から肩甲骨に向かって押してもらいました。
聞いてみると、鎖骨を引いて肩甲骨ははがしたけれど
そこで感じられた面を押すことはしていなかったとのこと。
肩甲骨ははがし続け、それを押してみると
背骨周りの筋肉も動き、とても楽に起き上がることができました。
肩も首もすくんだり、固まったりせず
胸郭の形も損なわないまま、体幹の底を襲感覚もあって
足裏も使えています。
肩甲骨をはがしたものを押して、双方向のベクトルを作ることで
縮むところなく、起きられて
更に肘がピンピンに伸び切ってしまわなければ
腕の自由度も上がります。
100万人を超える方に見ていただいた
私の動画 肩甲骨をはがす2(2013年12月2日)
ですが、あれから6年。
肩甲骨の使い方は深く、意識と使い方によって
いろんな可能性に展開できます。
肩甲骨をはがし、動かしてみることは
固まったところをほぐし、滑らかにしてくれる効果もありますが
力任せにしては傷めてしまいます。
今では体の中心から肩甲骨はがし、体幹の底までつなげる(2019年4月7日)
インナーの最小限の力で肩甲骨ストレッチ(2019年5月13日)
のように、最小限のインナーの力で
疲れない使い方、過剰に過ぎず、滑らかに使えることを推奨しています。
ただはがしただけでも体は楽にはなりますが
そこから更に連動させて、自然で楽な状態で展開して
動きにつながる体にしてみましょう。