肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
上げる脚と腕、脇、肩甲骨の関係
脚を上げようとするとき
脚と脇は引き合ってつながっています。
体は全身つながっているので
脚だけを上げようとすると
脚が外に引っ張られる勢いにつられて
体はバラバラになり、不安定になります。
写真のように
同じ側の腕と脚をつなげて
軸側に乗り込んでしまわずに引き合うことができますか?
骨盤から脚がはみ出さず
手首からの力の流れが脇、肩甲骨につながり
背骨が動き、骨盤、体幹の底まで流れが及び
脛骨直下までつながっています。
パンシェや前後開脚、体幹の底につながる脇(2019年6月17日)
このつながりがあると
体幹のコントロールで
とても楽に脚を上げることができます。
軸側も股関節が引き込まれて
体幹の底は高く上がっています。
脚は脚で上げるのでなく
つながった体幹のしなりで脚までつなげて
上げるのです。
パンシェー背骨を使って骨盤幅からつなげる(2019年6月13日 )
で背骨を使うのも同じことでできています。
前後開脚やパンシェ、アラベスクなどでも同じです。
中心に向かう力があること
とても大事なことです。