坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
双方向のベクトルを使って中心でコントロールできる流れを作る2
昨日の双方向のベクトルを使って中心でコントロールできる流れを作る
2019年5月17日)続き。
背骨に引き寄せられた肩甲骨は
肩甲骨自体を強く引き寄せているのではないので
肩甲骨周りの流れの邪魔をせず、自由度が高い。
この意識に慣れてくると
脇側面は体幹の底まで背骨中心に寄せる感覚が
自然につくので
背骨を尾骨まで、脇を骨盤から座骨まで
双方向に押し合うことができるので
体幹の底~踵までつながって
アンディオールに(足を外旋させる)
無理なくつながる流れが準備できる。
これは「頑張っている」感覚が殆どない
自然な感覚。
体幹の底に股関節と脚がひとかたまりにならず
骨盤幅の中で操作できるように
角っこを作ると、腕~脇~肩甲骨、肩甲骨~背骨~体幹の底~足裏の感覚が
明確になってくる。
体幹の底に角っこを作る(2019年4月13日 )
このコラムで書いているようなことまでは言及できていないが
この元になっている動画はぽってり膨れたお腹をスッキリ伸ばしたい(2018年4月8日)
角っこがある状態にすると
脚はとても軽く上げることができる。
この場合は特にアンディオールするように促していないが
背骨からつながりながら、腰が上がらずにアンディオールは可能。
軸足も張りができて、脚を上げるのに一躍かっている。
この感覚は、重心移動などでも使われている。
脚を下ろしても長い。
体幹の中心でコントロールできるものはとても長い。
流れが分断されず、体幹の方向に添っている。
部分でなく、どこを使うのも全身のつながりがある。