開脚の時の背骨の位置、前に行き過ぎていませんか?

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

開脚の時の背骨の位置、前に行き過ぎていませんか?

開脚はできても、背中は前に傾いたまま
という人は結構多いように思う。
開脚できている!ということに安心して
背中は抜けてしまっていることがよく見受けられる。

そこから開脚前屈するにしても
サイドストレッチに至るも
中心に向かい、双方向のベクトルがある状態であれば
次の動きに支障はないが、開脚できたことに意識が向かい
次はつながりがない状態で動き出してしまうと
自分では抜けている、つながっていない、
ということにも気づかないことも少なくない。

開脚の際の背骨の位置1
開脚の際の背骨の位置2
上の画像は、開脚した後の背骨の位置が
少し前にとどまったままが自分のまっすぐの状態と思われているが
元々反り腰傾向の人は抜けやすい。
ここからなかなか背骨の位置を修正できない人も多い。
頭がここ!と思い込んで、ベクトルがなくなってしまう。

意識しなおしてもらって
誘導したのが下の写真。
肩甲骨をはがした状態、背骨中心に脇側面も寄せて
きれいな立ち方-受講者様からのご質問3(2018年11月5日 )
痛くない開脚前屈をしましょう(2018年7月15日)]参考
その肩甲骨の下に下敷きがぶら下がっているとイメージしてみて
そこに背骨が一つずつ順に添っていくようにしてみると
やりやすい。

イメージが難しい人は
体幹がぶれないためのロールアップ(2019年2月10日)
をやってみると、ここまで丸くならなくていいが
背骨を伸ばす感覚がわかりやすい。

つながる位置感覚をきちんと認識しておくことは大事なこと。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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