坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
張りのある体幹の意識のあるなしで、どれだけ見え方が違うか
昨日のレッスン中に見えたこと。
この2つの画像は見た目が全く違うと
どなたの目にもわかります。
初めの分は
「軸足側の股関節を引き込んで」
とだけ言ったとき。
確かに軸足側の股関節は引き込まれていますが
背骨を伸ばし、体幹の底まで張りがあり、足裏まで
流れをつなげる状態にはなっていません。
体が落ちて、なんとなくずんぐりと見えます。
次の画像は
「全身をつなげてから股関節を引き込んで」
といったとき。
頭から足裏まで通りがあるのが見え
腰が高く、脚が長く細く
すっきりと背も高く見えます。
この間、10秒もたっていません。
重心移動の途中。
これも、2枚の写真の撮り方の角度は違えども
体の裏側の伸び方の違いや
脚の使われ方が変化しているのがわかります。
これも必要なアドバイスをする前後での変化。
体幹側の意識と座骨から膝の角度や方向の意識を
促しただけのことですが
背中がすっきりして、脚の長さはまるで違います。
同じエネルギーを使うなら
最大限素敵に見える方がいいに決まっています。
みんなできるのです。
意識の仕方次第で
自分の体の可能性はとどまるところを知りません。
体の意識は心の動きにとても近いのです。
心を前向きにすることにもつながっています。
ライフスタイルのクオリティも
当然変わってきます。
体幹を整えるのにどうすればいいかは
私のレッスンを受けている人、受けたことのある人は
どなたもご存じ。
まだ不十分なところはあっても
どんなふうに意識するかはわかっておられますし、
ご自身で違いは感じておられます。
けれども、その状態が当たり前に
特に意識外の時であっても
身についている状態にするには
レッスンの時だけでなく、日常の生活の中で
育てていくことが、とても大事なことなのです。
参考コラム
きれいな立ち方-受講者様からのご質問3(2018年11月5日)
股関節引き込み、中心に還して無理のない開脚を(2019年2月13日)
明確な位置感覚、中心に向かう感覚が感じられる状態に(2019年2月4日)