肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
ほれほれ言うてごらん!の極意ー脇の引き込み
脇の引き込みの感覚がよくわからないという方
したことありませんか?
誰かのちょっといい話を聞き出そうとするとき
「ほれほれ!
もったいぶらずに言うてごらん!」
と、お相手を肘で、ちょんちょんとついたりしたこと
ありませんか?
壁を肘で押してみます。
脇から肘を
床と平行にしてみましょう。
自分で肘を押しつつ、脇を引き込む感覚がわかります。
身を引きながら肘を裏側から押す、と
イメージしてください。
1枚目と2枚目は大きく変わらないように見えますが
よく見れば
脇側面から肘の長さが長くなり
肘から肩甲骨の形が立体的になっています。
脇~肘が空中でなく
押すところがあると意識がしやすく
どのあたりを引き込むかの
自分自身の感覚をあれこれ試せます。
肩甲骨と肋骨の間にお肉を引き寄せるようにして
肩甲骨の内側に通すと
肩甲骨は内に寄ります。
自然に背骨中心に寄った肩甲骨の一番近いのは
反対側の肩甲骨。
先に寄った肩甲骨を引き寄せたまま
反対側の肩甲骨の内側を寄せてつなぎます。
ひとつ感覚を得たところを次々につないでいくと
思ってください。
まだ、やや前肩気味ではありますが
肘が真横に引っ張れるようになりました。
脇の引き込みがもう少し明確になれば
引き合うラインがもっと裏側になり
この前肩気味であるのも自分で直せます。
感覚は徐々に研ぎ澄まされていくもの。
少しずつ育てていきましょう。
前肩になるのは・・(2018年12月19日)