体幹の柱がぶれずに歩くために踵を意識する

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

体幹の柱がぶれずに歩くために踵を意識する

先日のコラム
怪我後1週間、体は歪まず(2018年11月15日)
で怪我された人が、怪我直後から、患部が如何に痛くないように体を使い
如何に体を歪ませずに生活するか考えられて
怪我前よりも多くの感覚をつかんでおられるのは
こちらにもいい気づきになった。

怪我したり、痛いところがあると、それがどこにも触れないように庇ってしまうが
そのやり方いかんで、より痛かったり、悪くないはずの違うところまで連動してしまう。
怪我していない者にも、体幹を使うための大きなヒントになる。

体幹への引き込み感覚を感じる
足裏から中心に向かう力を感じて引き込む感覚が感じにくい人は
踵で立ってみればいい。(初めは必ず何かにつかまって)
お尻をうんと引いたりしない限りは、
体の中心に向かって引き込む感覚が感じられる。

踵から足裏をつける1
踵から足裏をつける
踵から足裏をつける3
わかりやすいように大げさにしているが
歩くときには踵をまずつけ
土踏まずが伸びるようにして拇指、小趾の根元をつけ
指先に至るようにつけていく。
実際に歩くとき、この作業が完了するときには
踵の上に体幹がある。
体幹が動いて、骨盤幅に納まった脚が足裏につながり
踵の上に押すように乗っている。

踵に乗るように歩く1
踵に乗るように歩く2
まだこの足幅は広くできる。
体に痛いところがあったり、不具合ができると
この足幅は狭くなり、体幹は踵の上にはない。

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体幹の柱がぶれずに進んでいく(2017年12月5日)
体幹の柱を裏側から押して歩く(2018年7月6日)

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専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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