股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
体幹の柱がぶれずに歩くために踵を意識する
先日のコラム
怪我後1週間、体は歪まず(2018年11月15日)
で怪我された人が、怪我直後から、患部が如何に痛くないように体を使い
如何に体を歪ませずに生活するか考えられて
怪我前よりも多くの感覚をつかんでおられるのは
こちらにもいい気づきになった。
怪我したり、痛いところがあると、それがどこにも触れないように庇ってしまうが
そのやり方いかんで、より痛かったり、悪くないはずの違うところまで連動してしまう。
怪我していない者にも、体幹を使うための大きなヒントになる。
足裏から中心に向かう力を感じて引き込む感覚が感じにくい人は
踵で立ってみればいい。(初めは必ず何かにつかまって)
お尻をうんと引いたりしない限りは、
体の中心に向かって引き込む感覚が感じられる。
わかりやすいように大げさにしているが
歩くときには踵をまずつけ
土踏まずが伸びるようにして拇指、小趾の根元をつけ
指先に至るようにつけていく。
実際に歩くとき、この作業が完了するときには
踵の上に体幹がある。
体幹が動いて、骨盤幅に納まった脚が足裏につながり
踵の上に押すように乗っている。
まだこの足幅は広くできる。
体に痛いところがあったり、不具合ができると
この足幅は狭くなり、体幹は踵の上にはない。
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