自分ができる段階での『最大』を通ること
体幹に手や脚を合わせる使い方を覚える
昨日の神戸WS.
動きを展開していくのに
腕や脚からでなく、体幹かた動きを起こして
体幹の使い方で、腕や脚が無理なく動くようにするために
つながりの感覚を感じてもらった。
自分でできるようになるには時間はかかることだが
まず、そういうことがどれほど楽で負担が少なく
可能であることを感じてもらうことは大切だと思っている。
怪我から、手術を繰り返してきた方。
「手がまだ上がらない」とおっしゃっていたが
肩の痛い人の肩甲骨ストレッチ(2016年11月27日)
を更にインナー感覚を感じられるように誘導して
腕は無理なく上がり、脇の方向に合わせて横にも斜め後ろにも
動かすことができた。
こういうことができると腕だけでなく、背骨も伸びてくる。
1年ぶりくらいのご参加だったが
「これほど動かせると思わなかったです」
と、喜んでくださった。
手術後で、どれだけ負担をかけずにしてもらえるか
私も心配していたが
こちらが伝えたいと思うことを最も体感し、理解してくださったように思う。
インナーの使い方で負荷少なく
開脚から前後開脚
前後開脚から開脚へ移るときにどう使うかを
短い距離でやってもらった。
脚を動かそうとすると痛みがあったりするが
股関節の引き込み方向や脇の方向、
骨盤カから坐骨の使い方などを考えてすると
コンパクトで痛みなくできる。
「前後開脚なんて普段の生活でしないし」
という人もあるだろうが、片側だけでやっていることって
結構ある。
体幹の流れを使って
脚の負担をかけずに立ち上がる。
これは座った姿勢からやってもらっているが
前後の重心移動なども
この感覚を基本にすると
脚はきつくなく、楽できれいな動きができる。
最後に人の体のつながりを借りて感覚を実感する2(2018年11月12日)
どなたも、体のつながりを感じられた。
時間もなく、1回しかできなかったが
面白く思ってもらえたらしい。
こういうことを繰り返してみると
人の体からのつながりのエネルギーの方向がわかってくる。
楽しい時間はあっという間に過ぎた。