正座がうまくできない人に

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

正座がうまくできない人に



「正座ができない」「できるけれどとてもつらい」
という人は私が思っていたより、うんとたくさんおられる。
「正座が生まれてこの方、一度もできたことがない」
という人もいらっしゃるのを聞くと
なんとか楽になってもらいたいと思っている。

正座も開脚も前後開脚も、うまくいかない原因は同じ
でも書いているように
怪我直後や、事故で損傷されている場合を除き
普通の生活をできる状態で、正座ができない、
怪我が治癒して時間がたった後も、どこかが固まってできないという人は
背骨がしっかり伸ばせないために、股関節が折れない状態
足裏、土踏まずを伸ばせないために足首が痛くてできない状態
というのが殆どであるように思われる。

そうであるならば、時間をかけて段階を踏めば
何とか正座ができる方向に向けられるのではないかと
まずは比較的軽い人、辛いけれども正座はできるという人に向けて
動画を作ってみた。

私のところに来る人の中には
現在のところは全くできないという人はお一人しかいらっしゃらないので
どこまで、これでできるかは検証できていない。
膝にタナ障害のあるその方も恐怖心がおありなので

腿とふくらはぎの間にマットを挟む
このように膝裏にマットやヨガブロックを(家庭なら座布団や厚めのバスタオル)を
はさんだ状態であればできた。

股の間にマットを挟む
股関節が折れにくい、土踏まずが伸びにくい人は
股の下にマットやヨガブロックを挟む、こういう方法もある。
初めは負荷を少なくできる状態で。

初めから負荷の大きい形でやらなくていい。
痛くない開脚前屈のためにー体幹の底まで通す
でやっているように、椅子と壁を使って
初めから股関節を折りたたむ角度を狭くしないで始めるのもいい。

ひとつずつ、少しずつ自分の思うことと
実際にすることとの差を埋めていこう。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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