自分ができる段階での『最大』を通ること
肋骨を整え前後開脚の感覚を作る(WS編)
昨日、UPした肋骨を整え骨盤幅から前後開脚の感覚を作るを
皆さんにしてもらうために
必要なことを順序を踏んで、じっくり、WSでやってみた。
肋骨を整えるのに胸に力が入ってしまう人もある。
胸を上げるのでなく、背骨を伸ばすのだが
なかなかイメージがつかめない人には
壁を使ってシミュレーションしてもらった。
必ずしも、これを通らなければいけないというのではないが
土踏まずが伸びると脚の形は変わる
を膝立ちの状態でやってもらい
肋骨、背骨、骨盤、体幹の底、膝、足裏が連動する感覚を考えてもらった。
上の画像では膝小僧が床の方、真下に向いているが
この状態であると、骨盤と脚はひと固まりになっている。
骨盤から体幹の底は押せない。
この時には肋骨も開いて背骨やお腹が縮む。
下の画像で小指も踏める足裏の状態を作っていくと
膝小僧が上がり、体幹の底が感じられる。
肋骨も無理のない状態になっている。
これは肋骨に関しては言及していなかったが
前回金曜日のWSでもやってみたこと。
土踏まずを伸ばして体幹と連動させていく
こうして、楽で無理のない正座ができたところで
正座の状態で中心から前後に脚を分けるときの根元の感覚を感じてもらった。
手前側が前側の脚になると股関節の内側から引き込んで
後ろ側に書いている青い点線が体幹の底の端、引き込みのおおもとになるが
それが感じられる繊細な感覚は位置感覚がはっきりしてこそできる。
前後開脚、肋骨を整え股関節引き込み
肋骨が整うと、うまく連動して骨盤幅からはみでずに
流れができた。
前側脚の引き込み、後ろ側の脚の送り出しの感覚を
短い距離で。
前後開脚が楽になる。
番外。
1人ずつのチェックの時、この数か月膝の調子が悪い人。
随分よくなられたそうだが、レッスンしながら治していくのは
負担のかからないやり方を考える必要がある。
上の画像から立ち上がるとき、
前側の脚の上に乗るようにして立つ人は多いが
これではなかなか痛い脚はよくならない。
体幹部分を上下に引っ張っておいて
お尻を掬い上げるように、背骨で上がると
痛みは全くない。
軸足側で立つにしても
この感覚があるとないでは
負担のかかり方が全く違う。
痛みのある個所も使い方次第で
負担を軽減できる。