松葉杖を使う時ー体幹の推進力を育てるヒント

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

松葉杖を使う時ー体幹の推進力を育てるヒント

松葉杖を使う時には
脇の下を台に載せて支えるのでなく、肩甲骨から背骨
肩甲骨から脇、肘、手首と連動させて、体が伸び上がるように使いたい。
どうしても肩が盛り上がってしまう人に
体幹の推進力をキープして自由度を上げていく
でやっているのと同じこと。

肩甲骨~肘、脇をつなげる
昨日のコラム肩甲骨から肘を長く無駄な力を抜く意識付け
でしたように、肩甲骨から肘を引き離して
手首で松葉杖の持ち手を押せるようにする。

感覚があるまま椅子を使う
ここでは松葉杖はないので、椅子を代用している。
腕の力で椅子の乗っかるのではなく、
手首~脇の方向が松葉杖を前に出したと考えて
肩甲骨からつなげるが、肋骨も落ちないように
床ばかり見ないように気を付けて

肩甲骨、腕、背骨をつなげる
上下に引き合った体幹を伸び上がらせて進むと
後ろ姿は肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚
のように背骨が使えている。

椅子で上下に引き合った体幹を伸び上がらせる
怪我していない人は、このような感覚を育てる方法として
膝立ちの状態から椅子の背を持って
体を浮かせるようにしてみると
背骨を上下に引き合った状態だから
体が軽く床から浮くことが感じられる。

怪我をすると意識次第で、他の部分の感覚がより感じられることも多い。
1つの怪我で全身病人にならないで、前向きにとらえた方が
いい方向に行く。

先日はアドバイスありがとうございました。
コラムも、まさに私のための特集のようで、めちゃくちゃ嬉しかったです!

片足でイスから立ち上がる時、ついつい怪我をしている右足を上に上げてしまい、
左右の骨盤の高さが違う状態で立ち上がっていたので、左足の負担が大きくなっていました。
コラムを読んでから、左右の高さを揃えて、体幹主導で立ち上がるようにしたところ、
ずいぶん楽に立ち上がれるようになりました。ギプスの足が痛くないように立ち上がる
無意識に怪我をした方の足をかばって、体を縮めていたんだなぁと。
改めてしっかり意識してみると
足が使えない分、肩甲骨から肘、脇、股関節までの感覚が感じられる様な気がします。

昨日頂いたメール。
骨はくっつくまで安静にするしかないが、くっついた後に早い復帰が出来るように
体を歪めずに過ごしてもらいたい。
こういうことは怪我していない人でも、
日常生活で意識付けして、痛みのない通った体を作っていくヒントになる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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