壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール2

うまさきせつこ

うまさきせつこ

テーマ:ボディコントロール

壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール2

先日のコラム
壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール
腰痛ストレッチから展開できること
壁を使うことで、より感覚が呼び起されるようにしているもの。

先のリンクのモデルさんはよくやっておられるが
繋がる体幹の推進力で脚を高く上げる
はじめにやっているように、脚を上げることより
どれだけ体幹部分を使えるかをじっくり感じてもらうことが大切。
脚を上げた途端、頭は「脚を上げる」で占領されて
体幹部分をしっかり使って、脇がどれだけ伸ばせるか
体幹部分を使うと自然に無理なく上がることなど忘れてしまう。

壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール2
手首で壁を押して、肩甲骨、脇につなげると
床に寝ている分、背骨を動かすのがわかりやすくなる。
やり方次第で、自分で想像するよりも
驚くほど脇も背骨も伸びる。

壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール2-2
こうして手首から脇、肩甲骨が感じられて
更に伸ばしていくと坐骨をしっかり感じられるが
膝~その先へとつなげて行く時に、骨盤が上がったままになりやすい。
座骨も骨盤も脇から脚方向に押されるように伸ばしておきたい。
骨盤から坐骨に割り箸が通ったようなイメージでやってみると
骨盤が下がり、坐骨ともつながって中心へのベクトルも感じられる。
自分で試行錯誤するうちに今までに感じたことのない感覚を
みつけることができる。
手首が壁から離れてしまったが、これもまだコントロールが可能。


壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール2-4
後ろななめから見ると、こんなふうにお尻は並んでいる。
骨盤から坐骨に割り箸が通ったようなイメージはブルーのラインのように
体の奥を通っている。
参考:腰、脚の付け根が辛い
部分でなくつながってくると、
どちらの脇も同じように使っているし、背骨のしなりも存分に感じている。

壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール2-5
「こんなところで脚を持てたのは初めて」
と言われていたが、
体が順繰りにベクトルをつないでいくのを
きちんと感じることを通っているからできること。
体幹部分の伸びは、この方が初めて感じられた大きな伸び方をしている。
脚を上げようとしたからできているのではない。
脛骨直下につなげることも大切。
坂を登る時・・脛骨直下を通してみる

コントロールできる位置感覚がはっきり感じられたからこそできている。
もちろん脚を上げようとしても、似たことはできるがきつい。
これは全くきつさを感じない。
個人差はあるから、人に寄ってできる角度は違うが
自分なりにできる角度がある。
たくさん脚を上げることでなく、自分でコントロールできる位置感覚と
繋がりの流れを体に覚えさせるのが目的。

まずしっかり、これに慣れてみて
慣れたら可動域を少しずつ上げていくのが可能。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

ボディコントロールで体の使い方を伝えるプロ

うまさきせつこプロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼