自分ができる段階での『最大』を通ること
形でなく確実に体が覚えてくれることを
土曜日一日と日曜日の午前中
東京でプチWSをさせて頂いた。
続けて来て下さる方々が
とても努力されての変化が目で見てわかったことや
どうやら連絡がついていなかったのか
昨年はWSがないのかと思われていたらしく
しばらく自分自身で考えて練習していて下さった方もあって
とても申し訳なかったが、盛り上がっていた肩が見違えるようにスッキリして
きれいになられていたり
初めて来て下さった方たちも、行きと帰りでは
体の印象がまるで変わられて
お顔の表情まで明るくなって帰って下さったのは嬉しかった。
足裏を使い方を誘導して、踏み方の違いだけで
どれだけ変わるか実感してもらった前後。
体幹の位置感覚がわかっていくと、更に変わるが
まだ足裏だけでも、これだけ違いは出る。
痛い足裏ー均等に踏むためのストレッチ
こちらも初めて来られた方だが
8か月前に競技中に膝を怪我されてリハビリ中。
中腰程度から膝を折り曲げることはできなかったそうだが
いろんなことをして頂いた後、ふとみたら
こんなふうに膝を折り曲げられていたのでびっくりした。
股関節が痛かった方も膝を引き上げて、
中心に向かいきれいに体育座り。
痛い足裏ー均等に踏むためのストレッチで力が入る時
足裏のアーチを作り踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る
脛骨直下を体幹からつなげて押せるようになると
今はすぐに歪みがなくならなくても
脚のいらない部分の力抜くこともわかるようになって
徐々に歪みがなくなっていく。
肩が上がる、胸椎が伸びにくいと言われていた方。
チェック後には伸びるようになられていたが
レッスンのなかで、どんどん変わられていった。
肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚
体幹の中心から脚を分けて坐骨歩き
を通して、推進力を感じてほしいが、お腹が伸びないので、
推進力が感じられると、どれだけスムーズに動くかを手助け。
背骨が伸びるためには、体幹の位置感覚がキープできないと
初めは良くても動きが伴うと、また縮んでしまう。
上からどん、と座ってしまうとお腹は伸びない。
手首、肘の使い方で肩甲骨、脇、背骨、股関節までつないで伸ばすもやっていただいた。
肘を突っ張り棒の感覚でなく、上から置いたり
順に手首、肘、肩甲骨、脇、股関節といくところが
途中で、腰だけが後ろに引かれたり、お腹を伸ばす方に意識が変化すると
肩甲骨の位置は留められず、胸に力が入ったりしてつながることができなくなって
結果的に張りがなく、お腹は抜けてしまう。
下の画像では、それがわかって、注意しながら推進力で伸びる感覚と
位置感覚とを感じてもらうことが出来た。
今回来て下さった指導する方や治療する方のお話を聞くと
自ら意識していくことができないと
体は良くなっていかないと実感して・・と言われる。
「治してもらう」
「良くしてもらう」
では、よくなる限界がある。
自分の体は自分で良くしていく気持ちがなければ
いい方には向かない。
形を覚えるのでなく、自分の体が感じられることを確実に
1つずつ覚えていく。