足裏の踏み方で見える差

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

足裏の踏み方で見える差

アキレス腱を傷めて・・と言っていた人が
数週間ぶりに顔を出した。

ルルベプリエ(脚の甲を出した場合)
ルルベプリエ(脛骨直下を押した場合)
いろんなことをやってもらって
体幹の状態を整え、足裏の踏み方も考えてもらったが
バーで2番で、ルルベして、更にそのままプリエしてもらうと
意識の違いで、これだけ差が出た。

上はルルベの時、最初に意識したことは
「脚の甲を出す」
だったので、体幹からの繋がりはなくなっていて
足首は食い込み鎌足、
ふくらはぎが盛り上がって膝裏に入り
腿は上から押された状態、
背骨の伸び具合も小さくなり、脇が縮んでいる。

下の写真では脛骨直下を押せるように意識して
膝小僧は引き上げて、体幹に向かうベクトルをイメージした。
足首から下は全く違ってつながりがあるし
膝裏もスッキリしている。
背骨の伸び方も見えにくいかも知れないが、随分違う。

何より、感じる楽さ加減は全く違う。
本人も目を丸くしていた。
怪我の養生中なら、猶更。
「全く痛くないです!」と言っていた。

ルルベプリエ(脚の甲を出した場合)2
ルルベプリエ(脛骨直下を押した場合)2
膝下だけでも違いは如実にわかる。
どんなに負担をかけないでおこうと思っても
意識が違うと、負担をかけないでは済まない。
痛くない楽なことは、どういう状態かを知ることは
とても大切になる。

参考:膝小僧を引き上げ膝裏を楽に伸ばす
足裏の踏み方、つなげ方を考えていく
膝小僧を引き上げ無理なく脚の甲を伸ばす
足裏の踏み方で脚の形はどれだけ変わるか知っておこう

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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