股関節の引き込みーそれでも腿に力が入るとき

2017年11月3日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

股関節の引き込みーそれでも腿に力が入るとき

プリエをしたり、大きく踏み込んだりするとき
腿に力が入ってしまうと言う人。
踵を引いて、坐骨までの繋がりを感じたいのに感覚がない人。

どちらも
肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚で
お話ししているような電車の車両のパーツごとに角っこが感じられていないから
つながりがなかったり、部分的に力が入ってしまったりするのです。
今一つ感覚がつかめない人のために
簡単な方法を1つ。

皆さんがレッスンで使われるタオルで。

背骨が上下に引き合えた状態で
脚の付け根に横に引っ張ったタオルを当てます。

タオルを横に引っ張ったまま、股関節を後ろに引いていきます。
この時、ただ後ろだけに引かれていくのでなく
電車の車両のように上下に引っ張った背骨のベクトルを失わないことが大事です。
「しゃがむ」と「股関節を引き込む」の違い
のように壁を使ってみるのと同じことですが
タオルはとても役立つアイテム。
タオル1本あれば感覚を育てるのに、いろんな使い方があります。
まずこれで、股関節の引き込みと背骨の引き合いを覚えてみてください。