固まる膝裏の力を抜く

2017年6月10日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

固まる膝裏の力を抜く

膝裏が固まる人は
ふくらはぎの筋肉が盛り上がって、膝裏に食い込んでいることが多いが
この状態は辛い。
重い箱が、細長く重なった2つの箱の上に乗っているところを
想像してみると
細長い箱はひしゃげて、間が食い込む。
箱は「く」の字になる。
膝が固まって伸びにくい人はこんな状態。

重い上の箱を上に吊り上げて
間に隙間を作って、下の細長い箱に
重みがたくさん行かないようにしないとつぶれてしまう。

体幹の推進力を促して
上下に引き合った背骨が縮まず伸びるように
胴体と脚を分けられる状態にすることがいる。

動画のように膝を押して坐骨を感じられるように押すと
自然に背骨は伸びて、坐骨から膝は長くなり
体幹部分から、分けられた状態でぶらさがるようにしてやると
食い込んだ膝は抜けて楽に立てる。

足裏から足首、膝、股関節、胴体、頭と
下から積み上げるように立つのでなく
頭が高い位置にあり、上下に引き合った背骨があって
そこと分かれた脚がぶら下がるようにあって、膝、足首とつながって
足裏に均等に乗れるようにしたい。

マリオネットの人形が上からつりさげられているのが
床から引っ張られて足裏が付いているようなイメージ。
動画のように膝のきつい力が抜けると
そのまま胴体を立てても、脚は軽く立てる。