坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
うわっ!肩甲骨上げたくないです
昨日、初めてレッスンに来て下さった方に
まず肩甲骨、脇を楽な位置にして寝ることを覚えてもらっている時
頭の方から見ていた人が
「うわぁ。胸や肩がこんなに違う。」
天井側から見た時はもちろんですが
頭の方から見ると
片側だけを調整した時、左右の胸の形が
びっくりするほど違います。
ご本人も左右違う感覚がありますが、写真と肉眼では違うので
ご自分がどうなっていたか、他の人にしてもらってみて頂きました。
肩甲骨が上がったまま寝ると
縮んで固まったまま何時間も過ごすことになります。
肩ばかりでなく、首も折れたまま、胸にも力が入って背中は浮き
次の朝は全く疲れが取れていない状態。
肩甲骨を回し下げて、脇も同じラインに合わせ
肩甲骨から順に背骨を床に1つずつ沈めるように意識すると
肩は楽そうで、胸の位置は高くなり、きれいな丸みを帯びています。
いつもそうであれば、上の写真だけみてもあまり何も感じないかもしれませんが
較べると
「うわっ!肩甲骨上げたくないです」
と言いたくもなろうと言うもの。
初めて来られた方でも
誘導してやり方を覚えてもらえば
楽に寝て繋がりながら、無駄な力はぬけ
非常に楽に寝られます。
これを立ってやれば肩甲骨の回し下げ方 肘の引っ張り方
と同じこと。
少しの意識で、
自分が楽になるだけでなく、見た目も美しいのです。
このモデルさんは来られて1年が過ぎましたが
最近、全く知らない方から
「モデルさんですか?」
と、しょっちゅう聞かれるようになったそう。
姿勢が美しくなると、出来ることが増え
実年齢より若く見えたり、遠くから見ても際立って見えるのです。
普段の生活でできないことは、踊りのなかや競技の中でもできません。
日頃の意識がどれほど大事なことかわかりますね。