開脚から痛みなく脚を回す意識付け
上下、前後左右、裏表使える推進力
「腕や脚をストレッチした時に
あ~!よく伸びて気持ちいいと思うのと同じ
いた気持ちいいほど、良く伸ばされている心地よさが
お腹にもあるんです」
体幹の推進力を使って開脚前屈の感覚を覚える
でしているような推進力は開脚前屈や前後開脚の時だけでなく
あらゆる動きの中で常に使われているが
ここに至るまでに、時間をかけてたくさんのアプローチをしてきて
ひとつずつを丁寧にやってきて、自分自身で掴まれている。
初めて来られた時は、柔軟さのある体なのに固めて傷めていたり
お腹周りはお肉が余って、ポチャポチャされていたのが
昨年あたりからは来られるたび、体が見た目にも変化して
いつのまにか引き締まってスッキリされている。
お腹を前後、上下左右、裏表しっかり伸ばせる、使えると言うことは
その部分だけでなく、連動していくので
そこからのコントロールは全身に及んでいく。
これは意地悪をしているのでなく
どこから軽く押しても微動だにしないほど
上下前後左右どの方向にも、推進力が働いて
安定感がありながらも、どの方向にもすぐ動ける体が準備できていると言うこと。
全身にみっちり活力がみなぎっている。
全体としてとらえられていない時には
押されるとふらついたり、飛んで行ってしまったりする。
このような体の感覚があって
裏側から流れを通して
重心が片足に乗り込んだりせずに
体の動きが無理なくスムーズにできていく。
初めは意識できる動きの数が少なくても
自分の中で少しずつ応用が出来ていく。
お腹が伸びない、という人は
今現在は伸ばせない状態にあるだけ。
この方たちも時間をかけて、
自分の体をそれができるように整えて
できるようになられている。