坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
伸ばしたつもりの脚が曲がって見える
坐骨、膝、かかと、つま先と方向を合わせることを
何回かに分けて、このコラムでも書かせて頂いていますが
先日のWSに来られた方から許可を頂いて
わかりやすい写真を載せてみます。
寝た状態でアラスゴンに上げた脚。
上の写真では膝下が先行したので
せっかく中心に寄せた坐骨は脚に連れて行かれ
膝下は向きが違うために曲がって見えます。
パーツごとに方向が違うと、脚は伸びて見えません。
こうなると脚は重いです。
下の写真は体幹からの流れに従って
中心から順にできるかぎり方向を合わせて伸ばしたもの。
随分、前の写真より改善できていますが
まだ足首から先が根元からの方向に対して
外向きになっているので
少し影響を受けています。
黄色の丸印に踵が向き、そこから土踏まず、つま先と伸びると
膝から先もきれいにそろいます。
坐骨から腿の裏の面を広く通るように意識して
膝裏ふくらはぎ、かかと、更にその先へと
方向を合わせることを注意していくと
自分が思い描く、これよりももっと
綺麗に伸びた膝が期待できます。