肩甲骨、脇～肘をキープして背骨、腕の動き

2015年10月4日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

肩甲骨、脇～肘をキープして背骨、腕の動き

この１週間　
『肩甲骨、脇～肘』にポイントを置いてコラムを書いてきたが
『肩甲骨、脇～肘』コラム
動画ができたのでご参考に。

実際は違う動画を最初に予定していたが
この『肩甲骨、脇～肘』のイメージが体に伝わっていない人には
いきなりでは形だけになり、難しくなるので
一番実感しやすいやり方から、順を追ってみることにした。

背骨からおこした流れが脇に伝わり肘へ、更にその先へ。
体幹部分の幅、脇から肘の長さが縮むことなく、張りのある状態で送り出されている。

体幹から、次の部分につながる時には
太い流れをそのままに伝えるのでなく
電車の車両から車両に移る時に
ジョイント部分では狭い幅の通路を通るように
引き込まれた脇で作られた人の体のジョイントも細い流れで通していく。

太い流れのまま伝えようとすると、肩が盛り上がり、流れは通らず
肘までの長さも短くなってしまう。
動きも滑らかでなく、ぶったぎられたような力任せの動きになる。
力の無駄が多く、殆ど外に溢れでて動きの役に立たないどころか
他の部分も良くない影響を受ける。

メージできてしまえばどうと言うこともない代わり、これは繊細な動きなので
これまで、
肩甲骨を広い範囲で回し下げて
腕と体幹部分を分けて
脇を押し付けず、柔らかく引き込んで
と言ったことが総動員されて、ようやくつながる。

どんな競技でも、踊りでもあらゆる動きをおこしていくのに
必要なことである。

表現は違っても
『脇が甘い』
とか
『抜けている』
『バラバラ』
などと注意を受ける時には、
こういうことが感覚として全くないことが多い。