押してもだめなら引いてみな(^^)

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

押してもだめなら引いてみな(^^)



脚を伸ばしたり、折り曲げたり
前屈が、反るのがうまくいかないと
みんなグイグイ押して、負荷をかけたり
それでも駄目だと「筋力が足りないんだ!」
と、やたらに腹筋運動をしたり、筋トレに励む人は多い。

単に筋肉をつけてよくなることもあるが
流れを無視して付いた筋肉であれば邪魔してしまうことも多い。

「うまくできない」⇔「足りない」
の図になるようだ。
殆どの人は、自分のその時の体の状態を観察してみることをしない。
そういう習慣がないからだ。
鏡に全身を写すことをしたことがない人も多い。
自分でチェックしなければ、誰も見てくれない。
自分の体は自分でしか、注意をはらえない。

前後開脚でも、前屈でもグイグイ押し付けないとできないのであれば
殆どの人は痛くて嫌になる。
大昔は数人がかりで上から押し付けられたものだが
恐怖心と痛さのあまり、頭が白くなったこともある。
「根性!」は違うところで活かしたい。

だから押し付けないで引いてみる。
前後開脚がきつい人のために5
などの一連のシリーズでも坐骨を後ろに引きながら骨盤と脚を分けている。
押すだけだと力の方向は片方向になる。
力が動く時には必ず双方向に引き合う力がある。

脚を横に開く開脚でも、2本の動画の用意があり
間もなくご紹介しようと思っているが
これも「引く」ことで無理なく開く意識付けをしている。

「頑張る」⇔「ガンガン押す」の意識になってしまうことが多々あるが
『押してもだめなら引いてみな(^^)』
である。

引いてみることで、すっと力が抜けて通りやすくなり
「あれっ!できちゃったわ」
ということも多々ある。

(^^)が!ではないのは
「自分が見えないほど必死になりすぎないでね♡」の願いでございます~。

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Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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