痛くて固い膝を楽にに折りたたむストレッチ

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

痛くて固い膝を楽にに折りたたむストレッチ


膝や足首に負担をかけず、痛くて固い膝を楽に折りたたむ意識付けをしてもらうために
こういうことをしていただいています。

膝自体を曲げようと上から乗りこんでいくのでなく
足の付け根を前から後ろに引き込んで(お尻が後ろに引けるのではありません)
上半身を前に倒さず、体幹からの流れを長く使っている坐骨から膝~足裏まで通していきます。
膝が床方向に向かっていかないような方向(下向きではない)への使い方です。

腿の裏を触ってみて下さい。
負担がかからず使えている時には固くならず、伸びやかです。
膝裏も固いものが触れません。
膝を押さないのがポイントです。

お尻は前に行ってしまわず、骨盤と脚は分かれています。
背骨もしっかり伸びて、脚にいらない力をかけていません。

縦に長く2つ折りにしたタオルを上下に引っ張って
引っ張ったまま、真ん中を押すと
張った状態で折れ、どこにも皺が寄らず
真ん中を押している手を離せば、
またぴんと張った縦長の状態に戻ります。
これも同じです。

この方は2年前の夜中にトイレに行こうとして、膝がはまってしまい
膝が曲がった状態のままになって、とても痛い思いをされて
それ以来、膝を曲げることに怖さを持っておられます。

関節の状態がもともとはまりやすい膝なのですが
ご一緒にいろんなことをやってきて
完全に折りたたむことができるようになられていただけに
ショックも大きかったのですが

どんな時に膝がはまりやすいかを一緒に考えて
そのためにどんなふうに意識していくかをやってきました。

昨年もおうちで膝がはまってしまうことがありましたが
前回よりダメージが少なくなり、その時の対処もうまくされて
「前よりもまし!」と
前向きにレッスンされています。

はまってしまわないのが一番いいに違いないですが
徐々にそうなっても、ダメージが少なくなるように体幹の使い方
膝に負担をかけない歩き方、座り方、骨盤と脚の分け方などをつかまれて
普通に立ったり座ったりされている分には、膝に問題のある方には見えません。

脚の方向をきちんと合うように使っていると
先日は違うやり方で、知らず知らず腿とふくらはぎがぴったりつくくらいまで
折り曲げておられました。
(内心「やった~!」と喜んでおりました♡)

特に膝に不安がある方は徐々に時間をかけて
感覚をつかみながらやってみましょう。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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