坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
一列降車ー体幹からの送り出し
何のこっちゃ?とお思いの方もおられると思いますが
これは
『空』を背中に背負うー肩甲骨のこと
でも書いている、いつもユニークな発想で
ご自分が感じている体のことを話して下さる方の言われることを私がわかりやすく例えた言葉。
うちに来て下さる方は、通訳のいる人が多い気がします。
研究生にしても他の方にしてもすごくユニークな解釈を話して下さるが
通訳いるよね~ということで、私が人に伝わりそうな(多分!?)日本語?にしております。
電車を降りる時、「我も我も」と殺到して、いっぺんに降りようとすると
出口は詰まってしまい、誰もスムーズに降りられません。
だから一列に、並んで順番に降りて混雑をきたさないようにしますね。
体幹の力を手足に伝えようとすると
体幹より手足は細くなっています。
手足から動かすよりはいいかも知れないが、考えないで使うと
ガチガチに固まって、自由に動かすことができません。
だから通るべき細い道を順番に送り出すんです。
足幅が広くなると、骨盤も横に広げて出そうとする人も多いです。
電車の車両のジョイント部分を横に広げて
みんなで通り抜けようとしても無理ですよね。
骨盤を開いて、みんな一緒!とやると
骨盤も脚も一塊になって
写真の様に詰まって送り出せません。
膝は下の方向に向いてしか出ず
腿はパンパン、膝は詰まって折り曲げるのが大変。
おまけにつま先と膝の方向だって、合わせたくても合いません。
骨盤は胴体の内なのだから、この幅を広げずに狭いところから
次の部分である脚に送り出したいんです。
骨盤は広げずにサンドして置いて
エレベーターの箱の様に体幹が上下に引っ張られた、脚に重みをかけない状態にして
細いところから送り出すと
左右に分かれた状態で、無理なく楽に送り出せます。
意識を少し変えるだけで、出来る結果は大きく変わってきます。
これ、実は面白いことを言われている動画があります。
ものすごくわかりやすいので、皆さんにもお見せしたいですが
「出せへんから~」
と喋ってもらった動画のため
勝手に出したら叱られるので、私の通訳でご理解ください~。