股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
『空』を背中に背負うー肩甲骨のこと
うちの生徒さんの中には、ユニークな方が多いが
たまに、こちらが
「ほお~っ」と思うような、わかりやすい面白いことを言われる。
昨日もバーレッスンの時、随分以前のコラムで
私が皆さんに肩甲骨から腕の使い方を説明している写真があったそうで
その時
「背中を後ろから見たら『空』の字に見えたんです!」
と言われる。
肩甲骨はがしがうまくできないとき2
この動画の見出しの画像を見て頂くと、よくわかると思うが
『空』の
「ウかんむり」が肩の部分
「ル」が肩甲骨ということらしい。
体を使って側屈するときには
「空」はバラバラになったり、形を変えたりせずに
体幹の上方の部分として、どのようにどの角度に動かしても
その形をとどめたまま、脇も縮むことなく使われるが
ここを感じられると体幹をしっかりさせることがしやすい。
彼女は背中に『空』を背負っている気持ちで
いつもレッスンしていると言う。
いいなあ~。
その発想♡
彼女の言うことはそのまま動画がある。
肩甲骨と脇を引き合い、背骨をしならせて側屈
背中に広い『空』を背負う。
なんともわかりやすい素敵なイメージだと思う。
伝えたことを自分が理解できるイメージに変えて
自分自身の感覚として体に伝えていくのは
確実に自分のものになる。
板書された黒板の文字をそのまま丸覚えすることが
理解すると言うことではなくて
オリジナルな自分自身のイメージを持つことは
とても大切なことだと思っている。
コピーはコピーでしかなく、それ以上にはならないが
自分の発想で、自分の言葉に変える作業は
「唯一無二」を産み出す。
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