下腿O脚、意識のあるなしの差

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

下腿O脚、意識のあるなしの差

毎日繰り返される生活習慣の中で、無意識にしていることは
「いつもの自分の普通の感覚」になる。

脚が、腰が、背中が、首が・・と、どこが発端かはわからないが
体はつながっているから、「いつもの習慣」がいろんなところに波及する。



上の写真では、ご自分ではかなりがんばって立ってらっしゃるが
外側の腓骨寄りに立つ形になっており、膝下が湾曲して、くるぶしの高さも大きく違う。
脚をしっかり伸ばそうとして、膝を押しているので
前腿は張り、ふくらはぎも後ろに出て、横の写真はないが
かかとより後ろにふくらはぎが出る。

骨盤と脚を分けること、坐骨からかかとへの流れを通すのはどうするか、
誘導しながらしてもらったのが下の写真になる。

骨が変わる訳ではない。
でも生活習慣でそうなっているものなら、
意識するとしないのとでは少しずつ違ってくると、私は思っている。
下の写真は、意識付けの仕方を実感してもらっただけだけれど

何十年かかって形成されたものを一瞬で戻すことはできなくても
今の不具合を少しずつやりやすい状態に改善していくことはできると思う。

この方も「体が固い」とおっしゃっていたが、決して固い人ではない。
体への意識の仕方、使い方がわからなかっただけだ。
習慣で使いづらくなった状態でされていたから
自分は固いと思われている。

もちろん、ひとつずつ可動範囲が広がっていくのは
時間をかけなければ仕方がない。

でも
「固い」と思い込んで、
「できないんだ」とあきらめて
長い年月送るよりも

同じ年月なら
少しずつ変化を実感できる状態で進めていたら
うんと楽しい。

意識して変わっていく時間は、少しずつ速度が上り
1か月前より、今、今より1年、3年意識して過ごしていくうちに
変化している自分を感じることができる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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