坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
肩甲骨はがしで、脇のはみ肉バイバイ!
以前に肩甲骨をはがす2
を公開していますが、
なかなかうまくできない人もおられるようです。
肩甲骨ごと動かそうとして、背筋がつったり、無理矢理ギリギリ動かしている人もいました。
肩甲骨はがしがうまくいかないとき
で、どこを注意してもらえば、思うようにできるようになるか
コラムを書いてみたものの、動画を見ないとわかりにくいようなので
動画で説明しようとやっているうちに、考えれば当たり前のことだけれど
肩甲骨から脇をしっかり引っ張れれば、脇のはみ肉もなくなるじゃないか、ということに気付きました。
肩甲骨がはがれ、楽に動かせるようになるだけでなく
意識して使えば、はみ肉もなくなっていくのは一石二鳥。
動画でもご紹介しているように、
なかなか肩甲骨が動かない、という人は肩を上げたり、前肩になったりしている場合があります。
肩甲骨を回し下げた状態でも脇がしっかり引っ張られなければ
この動きは実感しにくいです。
手を後ろで組んでいるだけで、脇の内側を引っ張って、張りのある状態にしていない人は多く
肘を張れば、後ろに張りがちになるので、肩はまた前に出てしまいます。
脇の下を肘方向に手でなぞって、脇の真横に来るようにし、
脇の下からつながる腕の10センチくらいのところを引っ張って見ると
脇を中心に引き込む感覚が生まれてきます。
この脇を引き込む感覚を利用して、脇を動かしていくと
自然に肩甲骨が動きます。
肩を動かすのでも、腕を動かすのでもなく、脇を引き込み、引っ張ることで
腕は肩甲骨からつながって動くことがわかります。
無理なやり方をしなければ、肩甲骨はがしは気持ちよく
きれいな背中、脇を作ってくれるのです。
肩甲骨が肋骨から無理なくはがれて、自由に動くようになれば
更に背骨にもつながり、可動範囲も大きくなっていきます。
これもじっくり、ゆったりです。
自分で実感できる感覚を確実に覚えていきましょう。