肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
肩甲骨の意識があると2
先日、「肩甲骨の意識があると」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/43312/
をご紹介していますが、
そこでは肩甲骨をとどめて使う意識で、体幹がどのように変化しているかがわかります。
今度はそれがあるとき、ないときで、脚へのつながりがどんなふうに違うか
見てみましょう。
こちらの写真では、肩甲骨をあるべき位置にとどめる意識がないまま
脚を上げようとしているので、お腹が固く使われ、
上げている脚が前も後ろももっこり盛り上がり
軸足の太腿にも力が入り、流れが止まって見えます。
軸足の長さ、上げている脚のパンツの白いラインの下の方を見て下さい。
足先から上げられた脚の付け根は股関節ごと引っ張られる形になっています。
背骨と脚のつながりが感じられず
随分きつそうな感じです。
こちらは肩甲骨をとどめて、背骨から脚へ力の流れを順に送って行ったもの。
上げた脚が固まらず、背骨から股関節の中を通って、
脚が生えて行く方向に楽に伸ばされています。
白いラインに角度が付き、すんなりと背骨からのつながりが感じられます。
軸足はまだ力の滞りがあるものの、膝が長く使われて
体幹からの流れがあります。
ここから坐骨を意識して、アンディオールし、横にアラスゴンすると
脚が今までより楽に使える状態になっているので
「こんなふうに開いたのは初めて!」
と、喜んでおられました。
うまく使えないバランスで使っているところを
つながりができる状態にすれば、無理なく動く流れを作っていくことが可能です。
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
4/11㈮のワークショップは募集を締め切りました。
4/19㈯のワークショップはまだ余裕がございます。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール