重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
イメージしにくい坐骨
股関節で悩む方は多い。
骨盤ごと脚を動かしている人は多くて
それも左右差があるから、見た目に腰の位置が違う、と言う人も
たくさんいらっしゃる。
股関節の中に脚が治まらず
骨盤が外に開くように脚も連れて行かれて
単に座ったりするにも、股関節がうまく折りたためなくて
坐骨が寝てしまう。
腰も辛くなる。
お腹を伸ばすのもきつい。
そういうことを長く繰り返して
股関節が痛くなる人もいる。
坐骨の位置をあるべき位置に誘導して、自分でイメージしてもらって
それが促しやすいように持っていくが
この坐骨がよくイメージできない人も多い。
場所がわかっても、どう動かすかが難しいのだろう。
「点」で考えてしまうと、そこからイメージがつながらない。
「点」から「面」にして、ようやくそのなかの「点」として
つながると、「ああ!こうなんですね」と言って下さる。
「坐骨」は写真の赤いしるしのところ。
この方は坐骨を中心に引き寄せながら使えておられるので
すんなり脚が伸びている。
グランバットマンでもグランジュッテでも
この坐骨が写真のようにならないと、脚が楽に伸びて行かない。
夏に来られて2回目の今回は
本当によく考えて練習されていたのがよくわかり
以前よりしなやかになられていた。
「実際に、ご一緒にレッスンすると動画もよく理解できた」
とおっしゃるのも有難いことだ。
今日も遠方からの方とお会いする。
この方も股関節で悩まれている。
この坐骨の意識を伝えられたらいいなと思っている。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール