会社の健康診断。今年の健診は見送っていいの?
社労士&アンガーマネジメントファシリテータの三谷です。
今回は、コロナ禍の熱中症対策について、です。
日差しが強くなり、蒸し蒸しする日も多くなってきました。
ここで会社が気をつけたいのが、熱中症対策です。
コロナ対応として、マスク着用が職場内でも浸透しているかと思いますが、
そのことが熱中症との関係ではマイナスになることもあります。
厚労省から熱中症対策の資料が発表されています。
『令和2年度の熱中症予防行動の留意点について』
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000635190.pdf
この中にマスクついても触れられています。
例えば、
① 夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。
このため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、
熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう。
※屋内運動施設での運動は、新型コロナウイルス感染症のクラスター(集団感染)のリスクが高いことか
ら、お住まいの自治体の情報に従いましょう。
②マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、
のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。
また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして休憩することも必要です。
などです。
この他にも、水分はこまめにとる、エアコンの活用、暑さ指数(WBGT)を参考にする等、
従来の対策に関しても紹介されています。
ぜひ、このような資料を参考に、各職場での熱中症対策をまとめ、
従業員さんに周知するようにしましょう。