社長の労災保険
社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。
今回は、セルフケアのすすめ、ということについて。
職場のメンタルヘルスはだいぶ前から人事労務の課題とされていますが、
中小企業ではなかなか対策が進んでいないと思っています。
小規模の事業所では、従業員同士の会話や接触が多いため、
メンタル不調になる前に違和感に気付きやすいということもあるかもしれません。
そのため、わざわざ対策しなくても・・・ということなのでしょう。
何をしたらよいか分からない、ということもあると思います。
しかしながらコロナの影響でテレワークも進み、あらたなストレスとの闘いが発生する中、
メンタルケアに関するお問い合わせも増えています。
会社ができる取り組みとして、まずは、
セルフケアの情報を従業員さんに伝えておきましょう。
セルフケアは、従業員が自分でメンタルケアを行うことです。
・体を動かす
・今の気持ちを書いてみる
・腹式呼吸をくりかえす
・「なりたい自分」に目を向ける
・音楽を聴いたり、歌を歌う
・失敗したら笑ってみる
これらは厚労省でも紹介している方法です。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/
在宅勤務中にもできることです。
社内広報等で従業員の皆さんにお伝えするだけでも、
メンタルヘルス対策の第一歩としては十分です。
まずは、セルフケアの取り組みを推奨してみる、というところから
始めてみましょう。