サービス残業対策③
昨日ですが、
「協会けんぽの傷病手当金の傷病にメンタルヘルス不調者が増加している」、
という記事を見かけました。
職場におけるメンタルヘルスはだいぶ前から人事労務の課題とされていますが、
中小企業ではなかなか対策が進んでいないと思っています。
小規模の事業所では、従業員同士の会話や接触が多いため、
メンタル不調になる前に違和感に気付きやすいということもあるかもしれません。
そのため、わざわざ対策しなくても・・・ということなのでしょう。
何をしたらよいか分からない、ということもあると思います。
そのような場合、せめて、
セルフケアの情報を従業員さんに
伝えておくとよいでしょう。
セルフケアは、従業員が自分でメンタルケアを行うことです。
・体を動かす
・今の気持ちを書いてみる
・腹式呼吸をくりかえす
・「なりたい自分」に目を向ける
・音楽を聴いたり、歌を歌う
・失敗したら笑ってみる
これらは厚労省でも紹介している方法です。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/
社内広報等で従業員の皆さんにお伝えするだけでも、
メンタルヘルス対策の第一歩としては十分です。
まずは、セルフケアの取り組みを推奨してみる、というところから
始めてみましょう。