雇用確保措置は整っていますか。
「ゆう活」という言葉を聞いたことはありますか。
私は、先日、顧問先の総務の方から、教えてもらいました。
政府では、働き方改革の一環として、明るい時間が長い夏の間は、
朝早くから働き始め、夕方には家族などと過ごせるよう、
夏の生活スタイルを変革する新たな国民運動「ゆう活」を展開しています。
政府広報はこちら
https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/u-katsu/
具体的には、夏の時期に「朝型勤務」や「フレックスタイム制」などを推進し、
夕方早くに職場を出るという生活スタイルに変えていくものだそうです。
あくまでも、それぞれの企業や働く人の実情に応じた自主的な取組を
可能な範囲で実施いただくもの、ということです。
少し前に政府が掲げた「プレミアムフライデー」も、
なかなか中小零細企業には導入が難しいと思いましたが、
それでも、私のお客様の中には、独自にプレミアムウェンズデーなる制度を設け、
従業員のモチベーションアップに繋げています。
このプレミアムウェンズデー、
水曜日の労働時間が短くなるというものではなく、
ノー残業デーでは芸がないと社長が考え、
プレミアムウェンズデーと名付けただけですが、
積極的に職場環境改善に取り組んでくれている会社、ということで従業員からも支持を得ています。
今回の「ゆう活」も、このキャンペーン?に便乗し、
工夫次第で労働時間に対する働く方の意識を変えることができると思います。
中小零細企業であっても、「そんなの大企業しかできないよ」という反応ではなく、
「何かこれに乗っかってやれることはないか」という意識で受け止めることも
大切だと思います。