『働き方改革取り組み宣言』して採用活動で一歩リードしましょう
産業能率大学が2019年の新卒者対象にしたアンケートによると、
「働き始めるにあたって不安に思っていること」について、
1位:上司や先輩とうまくやっていけるか
2位:自分の能力でやっていけるか
3位:心身を壊すことがないか
4位:プライベートの時間を確保できるか
という結果でした。
3位の「心身を壊すことがないか」については、
昨年までは4位でした。
4位の「プライベートの時間を確保できるか」は、
逆にここ数年その割合を下げていっています。
最近では、過重労働やハラスメント等で心身を壊す労働者の事例も
見聞きすることが多くなり、新入社員としては不安に思うところなのでしょう。
プライベートの時間の確保の割合が減ってきているということと
合わせて考えてみると、残業や休日労働があってプライベートの時間が削られても、
心身ともに健康に働けるのであればバリバリ働きたい、ということなのではないでしょうか。
こう書くと、ごくごく当たり前のような気もしますが、
企業としては、
「頑張り次第で評価が上がる仕組みがある」
「従業員の健康管理にも十分配慮している」
このようなことを積極的にアピールしていくことが、
今後の若年層採用や労務管理のポイントになるといえそうです。